校長室から__

12月 その2

5年生、6年生の学び



 12月1日(水)に、6年生が「平和の担い手講座」で新潟産業大学の秋山正道先生から、以下の内容についてご講義いただきました。
(1)レルヒ少佐と戦争
(2)直江津空襲・長岡空襲・東京大空襲
(3)原子力爆弾
最初は、「レルヒ少佐がなぜ上越にやってきたのか?」から始まり、子どもたちは、講義の内容に引き込まれていました。(レジャーとしてのスキーの普及ではなく、雪上での地上戦を優位に戦うことができるよう日本軍を訓練するためだったとの話を聞き、多くの子どものが驚いていました。)戦争の実際について学習することは今までなかったため、初めて知る内容が多く、とても学びの多い時間となりました。




 12月2日(木)に、5年生が総合的な学習の時間で育てたお米を「上越あるるん村」と「無印良品・エルマール」で販売しました。3合入りで60袋ずつ(計120袋)用意しましたが、あっという間に売り切れてしまうほど、大盛況でした。子どもたちは、お客さんを呼び込むために、キャッチコピーを考えたり、ポスターを作ったりしました。自分たちで収穫したお米を販売する経験を通して、一回り大きくなったことと思います。



 12月6日(月)に、春日新田小学校に直江津東中学校区の4小学校の5年生が集まり、「マスコミ学習」をしました。新潟日報上越支社の記者やJCVのアナウンサーから、直接、仕事の内容や上手な伝え方や話の聞き方のコツ、仕事への思いなどを教えていただきました。社会で役割をはたすことやこれからの自分の生き方について考えるよい機会となりました。


2021年12月07日 中野 博史